宿選びの基準をさきに決める
まず正直に書きます。塩飽諸島の本島そのものに、ご当地グルメ付きの宿泊施設は多くありません。今回集められた6軒は、いずれも本島へのフェリーが出る港からアクセスしやすい、香川本土の宿です。
本島観光の拠点として泊まり、瀬戸内の魚介や讃岐の味覚を楽しむ。そう考えると選択肢は一気に広がります。宿選びの基準は「食事の評点」「価格帯」「立地」の3つに絞ると、比較がしやすくなります。
以下の表に、評点と価格の目安をまとめました。詳しい特徴はこの後の見出しで紹介します。
| 宿名 | 泊まれるタイプ・客室 | 食事の特徴 | 配慮ポイント | 評点(最安値目安) |
|---|---|---|---|---|
| グランプレミア瀬戸内 | ドームテント・ヴィラ | オリーブ牛のBBQ | ペット同宿可・サウナ | 4.42(9,460円) |
| つるや旅館 | 和室中心の旅館 | 会席料理(夕食評価3.95) | 大浴場・天然温泉 | 3.93(8,300円) |
| ホテルジェンティール高松 | セパレートバスの客室 | 朝食情報は非公開 | 無線LAN無料・レンタサイクル | 3.48(2,900円) |
| ビジネスホテルジャパン高松 | 繁華街立地の客室 | 朝食情報は非公開 | 駐車場・立地重視 | 2.75(2,850円) |
| 香川観音寺店 | 全室禁煙158室 | 朝食評価4.15 | 駐車場132台 | 4.25(5,280円) |
| 香川三木店 | 全室禁煙158室 | 朝食評価4.08 | 無料駐車場220台 | 4.17(5,280円) |
瀬戸内グルメを味わえる香川本土の宿6軒
瀬戸内の幸をBBQで味わう「グランプレミア瀬戸内」

observation, 立地, 客室, 設備, 風呂, 朝食, 夕食, 清潔感の評点はいずれも4.2台後半以上で、グランプレミア瀬戸内はバランスよく高いのが特徴です。
投稿された口コミには、広々とした室内とドッグランへの満足が寄せられていました。ペット同宿可のヴィラなら、愛犬と一緒に瀬戸内の夜を過ごせます。
素泊まりのグランピングプランは29,000円から。2026年9月時点・2名1室の目安で、最安値は9,460円です。
評価3.95の夕食が自慢、こんぴら参道の宿「つるや旅館」

金刀比羅宮の参道に近い、こんぴら温泉の老舗旅館です。JR・琴電「琴平駅」から歩ける距離にあり、つるや旅館は868件という香川本土の宿の中でも豊富な口コミを集めています。
寄せられている口コミには、ご飯がおいしく品数も多いという声がありました。実際、夕食の評価は3.95、朝食も4.03と、評点8項目の中で食事まわりが際立って高いのが分かります。
泉質はラドン温泉(銀泉)。冷え性や肩凝りへの効能があるとされ、大浴場でゆっくり温まれます。♨️
正直、客室や設備の評価は3.4台とやや控えめです。ただ、食事を目当てに選ぶなら、この宿は候補に入れておきたいところです。
最安値の目安は8,300円から。2026年9月時点・2名1室の価格です。
国分駅から徒歩5分、高松観光の拠点「ホテルジェンティール高松」
JR国分駅から徒歩5分。ホテルジェンティール高松は、公式サイトによると全室セパレートタイプのバス・トイレ・洗面台を備え、無線LANも無料で使えるとのことです。
評点はサービス3.48、風呂3.57とやや控えめ。ただ、価格と使い勝手のバランスを取った宿です。素泊まりプランは6,174円からで、香川観光の拠点として使いやすい価格帯です。
公式サイトの案内では、レンタサイクルの貸し出しもあり、遍路や散策で自転車を使いたい人にも便利だそうです。静かに滞在したい一人旅にも向いています。
繁華街のど真ん中に泊まる「ビジネスホテルジャパン高松」

高松駅から徒歩10分ほど。ビジネスホテルジャパン高松は、公式サイトによると繁華街のど真ん中に立地し、夜のお出かけにも便利だそうです。
正直に言うと、評点はサービス2.75、設備2.81と他の5軒に比べて低めです。風呂の評価は0で、大浴場や客室の風呂を売りにした宿ではありません。
一方で、素泊まりプランは5,700円からと手頃です。香川本土での滞在拠点を安く抑えたい人には選択肢になります。
讃岐うどんと伊吹島いりこの地で朝食を楽しむ「香川観音寺店」

2026年1月18日に開業した、香川観音寺店。観音寺駅から徒歩約12分、高松自動車道の大野原ICから車で約12分の立地です。
公式サイトによると、観音寺市は讃岐うどんや伊吹島産いりこを使った出汁文化が息づく街だそうです。地元の食を意識した朝食付きプランがあるのも、この宿を選ぶ理由になります。
158室すべて禁煙、駐車場は132台分。朝食の評価は4.15、清潔感の評価は4.37と8項目の中でも高い部類です。
素泊まりでなく朝食付きのスタンダードプランは10,560円。2026年9月時点・2名1室の目安です。
220台の無料駐車場とサイクリスト対応の「香川三木店」

2026年3月18日開業。香川三木店は、学園通り駅から徒歩5分、高松自動車道高松東ICから車で約7分の立地です。
公式サイトの紹介では、自転車を室内に持ち込めるサイクリスト向けの造りになっているとのこと。158室すべて禁煙で、無料駐車場は220台分と余裕があります。
朝食の評価は4.08。無料の朝食が付く価格の割に評価が高い点は、素泊まりよりも朝食付きを選ぶ理由になりそうです。夕食の評価は3.36とやや控えめなので、夕食は外で香川のご当地グルメを探すのも一案です。
最安値は5,280円から、2026年9月時点・2名1室の価格帯です。
本島へのアクセスと香川本土に泊まる理由
塩飽諸島の本島へは、丸亀港からフェリーで渡るのが一般的なルートです。日帰りでも十分に回れる広さのため、宿泊は高松や琴平、観音寺など本土側で取るスタイルが実質的な標準になっています。
今回紹介した6軒は、いずれも本島観光の拠点になり得る立地です。こんぴら参道に近いつるや旅館なら、本島観光の前後に金刀比羅宮への参拝も組み込めます。観音寺エリアの2軒は、瀬戸内海国立公園の景観とオリーブ牛やうどんといった香川のご当地グルメを一緒に味わうのに向いています。
静かすぎるほど静かな島旅の余韻を、本土の宿でゆっくり延長する。そんな旅程の組み方もできます。
よくある質問
まとめ
香川本島そのものに宿泊施設は少なく、宿選びは香川本土でご当地グルメと組み合わせるのが現実的な答えです。夕食評価の高さで選ぶならつるや旅館とグランプレミア瀬戸内、価格と立地の軽さで選ぶならホテルジェンティール高松やHOTEL AZの2軒が候補になります。どこを起点にするか決まれば、本島観光の計画も一気に具体的になるはずです。🌿
ピックアップ記事



