香川県東かがわ市は、引田の古い町並み、三本松の港、五名の里山と、狭いエリアの中に表情がまったく違う3つの顔を持っています。日帰りで周遊するにしても、どこを拠点に動くかで見える景色が変わってきます。
正直に言うと、東かがわ市単体で「泊まれる宿」を探すと、選択肢はそう多くありません。今回調べた中で確認できたのは4軒だけでした。ただ、この4軒はどれも没個性なビジネスホテルではなく、一棟貸しやゲストハウスとして土地の空気を色濃く残しています。だからこそ、日帰り周遊の拠点や前泊・後泊先として比較する価値があると感じました。
東かがわ市の周遊、宿選びの基準
まず結論から言うと、引田の町並みを歩きたいなら「ゲストハウスアミーマンボス」か「ゲストハウスHIKETA秘密基地」、三本松の港町の空気を味わいたいなら「ゲストハウス三本松港」、里山でゆっくり過ごしたいなら「GOMYO LIFE HOTEL」が拠点になります。
価格は2026年9月時点、2名1室1泊の目安です。以下の比較表にまとめました。
| 宿名 | エリア | 価格目安 | 特徴 | 評点 |
|---|---|---|---|---|
| ゲストハウスアミーマンボス | 引田 | 4,400円〜 | 大浴場(貸切あり・要事前予約、料金は要確認) | 朝食4.0・清潔感4.36 |
| ゲストハウスHIKETA秘密基地 | 引田 | 5,754円〜 | 一棟貸し・駐車場に注意点あり | データなし |
| ゲストハウス三本松港 | 三本松 | 6,056円〜 | 一棟貸し・レトロポップな内装 | データなし |
| GOMYO LIFE HOTEL | 五名 | 9,000円〜 | 家族風呂・BBQ設備 | 口コミ1件 |
評点データが取れているのはアミーマンボスだけです。他の3軒は口コミ自体がまだ少なく、評点を根拠に語ることができません。その代わり、公式サイトの言葉から土地との関わり方を読み解くと、宿ごとの向き不向きが見えてきます。
東かがわ市で泊まれる個性派の宿4軒
大浴場と設備の充実度で選ぶなら、引田に建つ「ゲストハウスアミーマンボス」

ゲストハウスアミーマンボスは、引田の高台に建っています。公式サイトによると「安戸池と瀬戸内海の間に建つ、美しい自然の景観を楽しめるゲストハウスです。」とのことで、どの部屋からも水の気配を感じられる立地のようです。
設備面も他の3軒より充実しています。大浴場があり、貸切利用は1回2,200円の事前予約制。セルフコインランドリーやラウンジ、会議室まで揃っていて、単なる素泊まり宿というより小さな宿泊施設に近い作りです。素泊まりの最安値は4,400円からです。
口コミ件数は45件。件数だけで見れば、この4軒の中では最も実績があります。星空にちなんだ客室名が付いているという記述もあり、夜の過ごし方まで考えられた宿だと分かります。
引田の町並みを歩いたあと、大浴場で汗を流してから休みたい人に向いています。 宿泊プランを楽天トラベルで確認する
駐車の案内まで丁寧な一棟貸し、引田駅そばの「ゲストハウスHIKETA秘密基地」
ゲストハウスHIKETA秘密基地は三本松駅から徒歩5分。一戸建てを丸ごと貸し切るタイプの宿です。
正直、評点データは取得できていません。ただ、公式サイトの案内では大型車の通行についてかなり具体的に書かれていて、宿側の姿勢が伝わってきます。公式サイトによると「アルファード や ヴェルファイア など、大型の車両でお越しになるゲストは近くの無料契約駐車場をご利用ください。」とのこと。前面道路が狭く、大型車は通行できないという注意書きもありました。
車で東かがわ市を周遊する予定なら、この案内は事前に読んでおいたほうがいいです。近隣の無料契約駐車場は施設から徒歩約1分とのことなので、車種によってはそちらを使う前提で計画を立てるとスムーズです。
設備はキッチン、洗濯機、電子レンジ、エアコンと自炊ができる一通りが揃っています。価格は5,754円から、プラン「香川県東かがわ市引田にある大人の秘密基地」は16,240円です。
一棟貸しなので、グループや家族で静かに過ごしたい人向けの宿だと思います。 空室と料金を楽天トラベルで見る
昭和レトロと遊び心が同居する、三本松港町の「ゲストハウス三本松港」
ゲストハウス三本松港は三本松駅から徒歩で3分。港町の一角に建つ、昭和の一軒家を改装した一棟貸し宿です。
公式サイトによると「ここは、瀬戸内の潮風が香る、三本松の小さな港町に佇むゲストハウス。郷愁を感じる景色の中に、どこかポップで新しい時間が流れています。」とのこと。琉球畳を使った和室や、月模様の照明といった描写もあり、単なる古民家再生とは違うテイストを狙っているようです。
チェックインは15時以降、チェックアウトは10時。セルフチェックインシステムなので、フロント対応を待つ必要がありません。キーボックスの開錠番号は事前に知らされる仕組みです。
設備はキッチン、調理道具、食器、洗濯機と自炊向き。価格は6,056円から、プラン「港町で楽しむ レトロポップな旅情空間」は17,748円です。
港の景色を独り占めできる2階の窓辺席があるという記述もありました。三本松港でのんびり過ごしたい夜に向いています。 最新の料金を楽天トラベルでチェックする
ペット同伴と喫煙について
公式サイトの案内では、ペット同伴不可、敷地内・館内全面禁煙と明記されています。事前に確認しておくと当日困りません。
里山の静けさに浸る一棟貸し、五名の「GOMYO LIFE HOTEL」
GOMYO LIFE HOTELは三本松駅から車で30分、高松自動車道の白鳥大内ICから25分と、東かがわ市の中では最も山奥に位置します。日帰り周遊の拠点というより、里山エリアだけをじっくり回る日の宿として考えるのが現実的です。
公式サイトによると「周囲を山に囲まれ、音のない世界と五感で感じる贅沢な時間が待っています。」とのこと。薪ストーブの音や炭火でジビエを焼く香りといった描写もあり、静けさそのものを商品にしている宿だと感じます。
風呂は家族風呂タイプ。素泊まりが基本で、五名産のジビエバーベキューやしし鍋セットをオプションで注文できます。猪肉、鹿肉、自然薯、栗、五名産米。地元でとれる食材の名前がそのまま並んでいるのを見ると、料理への期待が高まります。
隣接する「山の本屋 雨土」では、宿泊者は本を読み放題とのこと。プロジェクターやピアノまで備えているそうです。
口コミはまだ1件のみで、評点データは十分ではありません。価格は9,000円からで、プラン情報は取得できていませんでした。静かに過ごしたい大人の旅、あるいは記念日の一泊に向いています。 宿泊プランを楽天トラベルで確認する
エリアごとの回り方とアクセスの目安
引田を拠点にするなら、アミーマンボスかHIKETA秘密基地のどちらか。どちらもJR引田駅か三本松駅からのアクセスで、引田の古い町並みを歩くのに向いています。
三本松港を拠点にするなら、三本松港のゲストハウス一択です。港町ならではの静けさが魅力で、夜の時間をゆったり過ごしたい人向きです。
五名エリアは車移動が前提です。高松自動車道の白鳥大内ICから25分というアクセスなので、日帰りで里山まで足を延ばす場合は移動時間を多めに見ておいたほうがいいでしょう。
- 引田エリア:徒歩中心で町並みを楽しみたい人向け
- 三本松エリア:港の景色と昭和レトロを楽しみたい人向け
- 五名エリア:車移動が前提、静けさを求める人向け
ただ、いずれの宿も日帰り観光スポット自体の情報は持っていません。周遊ルートの詳細な計画は、宿の公式サイトや東かがわ市観光情報サイトも合わせて確認することをおすすめします。
予約とよくある質問
Q. 東かがわ市に温泉旅館はありますか。 A. 今回確認できた4軒の中に、温泉を名乗る宿はありませんでした。アミーマンボスの大浴場、GOMYO LIFE HOTELの家族風呂はありますが、いずれも温泉ではなく一般浴場です。
Q. 車がなくても泊まれますか。 A. 引田・三本松エリアの3軒は駅から徒歩圏内です。五名のGOMYO LIFE HOTELは車移動が前提になります。
Q. 一棟貸しの宿はどこですか。 A. HIKETA秘密基地、三本松港、GOMYO LIFE HOTELの3軒が一棟貸しタイプです。グループや家族での利用に向いています。
まとめ、東かがわ市周遊はこう選ぶ
東かがわ市で泊まれる宿は、確認できた限り4軒。多いとは言えませんが、それぞれが引田・三本松・五名という違うエリアの空気をまとった宿でした。
評点データで比較できるのはアミーマンボスだけという点は、正直に付け加えておきます。他の3軒は口コミがまだ少なく、公式サイトの言葉から判断するしかありませんでした。それでも、駐車場の案内まで細かく書くHIKETA秘密基地の誠実さや、里山の静けさを商品にするGOMYO LIFE HOTELの割り切り方には、それぞれの個性が出ています。🌿
日帰り周遊の前泊・後泊先として、歩きたい町並みに近い宿を選ぶのが一番確実だと思います。
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